以前から気になっていた「ガラクタ捨てれば自分が見える」という本を読みました。
こういう類の本は、過去にも何冊か読んできたけど、読んで一時は部屋をキレイにするんだけど、時間が経つと結局元に戻っちゃうんですよね。
でも、この本は今まで読んだ中で一番インパクトがありました。怠け者のかな☆を本気にさせたのですから。
本気で変わりたい、物が捨てられない人、必見です^^
ガラクタ(CLUTTER)とは、エネルギーが滞って凝り固まった状態を指します。
何をガラクタと呼ぶかは、人によって価値観が違うと思いますが、少なくとも、気に入らないもの、使わないものは不必要だということです。
よく使うもの、好きなものは、快適なエネルギーを振りまいていますが、そうでないものは、悪いエネルギーを発しているので、置いてあるだけで、その人のエネルギーがダウンするそうです。
人はなぜガラクタを溜めてしまうのか?という疑問について、多くの場合、いざというときのために溜め込んでいると著者は言います。
これは、飢餓状態であることを感じると、脂肪を溜め込んでしまう体の仕組みと似ていますよね。
実際、ガラクタを溜め込む人は、肥満の傾向があるそうです。。。
そして、ガラクタを捨ててスッキリすると、体の脂肪も落ちるのだそうです。
恐ろしいことに、ガラクタを溜め込む癖は遺伝するんだとか!
まさか・・・とは思いましたが、あながち嘘ではないような気がします。
というのも、うちの母も、何でも使えると思って、物がなかなか捨てられない人だからです。
私も、母ほどひどくないにしても、そういうところを少し受け継いでいるのは否めません(ーー;)
それが遺伝だとすると、この悪い癖がこの先延々と続かないように、自分の代で断ち切らないといけません。
捨てる際に、まず浮かんでくる感情は、もったいない、まだ使えるのに・・・とか、高かったのに・・・などの葛藤だと思います。また、忙しくて捨てる暇がないと言う人もいるかもしれません。
でも、ガラクタを溜めるには、それなりの時間とエネルギーが必要なはずなので、溜め込むことができた人なら、それらを捨てられるだけのエネルギーはあるはずです。
前述のように、ガラクタを所有していても、いいことは一つもありません。
ガラクタは場所を占領し、物が多いと埃がたまって掃除が大変になるだけだし、無気力になるし、体の調子も崩しがち・・・
私は、この事実を知っただけで、ガラクタを所有していることが、怖くなりました。
本の中にもうひとつ興味深い記述がありました。
ほとんどの人は、日常生活の80%のあいだに持っている服の20%しか着ていないそうです。
つまり、必要なものはほんの一握りだということです。
自分のことで置き換えて考えると、本当にその通りだと思います。
買うときは気に入っていたとしても、時間の経過とともに、あまり好きではなくなってきて、ほとんど着なくなったり、中には、気に入らない点があるにもかかわらず、買ってしまったという服もあります。
こういう失敗をしないためにも、買い物は精神状態の悪いときに行かないほうがいいようです。
ムシャクシャしているとき、気分が落ち込んでいるときは、自分に似合わない色を選んでしまったりするので、気晴らしに買い物に行くというのは、結果的に衝動買いにつながり、あまりいいことではないんですね。
いずれにしても、ここ数年、一度も袖を通していない服を捨てたからといって、後々困るこいうことはなさそうです。
なにより、古いものにしがみついているということは、新しいものがやってくることを拒んでいるも同然なんですよね。
気に入った新しいもので部屋を満たしたいのだったら、即刻ガラクタを手放したほうが賢明だと思いました。
この本を読んだ翌日、このままではいけない・・・という思いが心の底から湧き上がってきました。
ガラクタに囲まれて生活している自分の人生もまた、ガラクタなのでは?という疑問が湧いてきました。
同時に、部屋をキレイにすれば、不本意な状態で停滞しているあのことにも、何か動きがあるかもしれないと思ったのでした。
そこで、今まで自分の中で絶対開けてはいけなかったベッドの引き出しの整理から始めました。
いつものものだか分からない化粧品、ほとんど聴かなかった英語の教材など、あとからあとから出てくるわ出てくるわ。。。
かな☆は、ポストカードを収集していたのですが、これも、潔く捨てました。
ファイルに入れて保管していたので、綺麗な状態でまだ使えましたが、手紙を書く習慣などないので、この先使う見込みがないと判断しました。
埃まみれになって作業した結果、ベッドの引き出しはほとんど空になり、心のしこりが取れたような、そんな爽快感がありました。
その後も、机の引き出し、タンスの中など、まるでもののけに取り憑かれたかのように、夢中になって取り組みました。
市のゴミ袋4袋分のゴミが出ました。
何度も、これはまだ使えるという捨てることに対しての罪悪感や葛藤がありましたが、そのたびに、過去の自分は捨てるんだいう強い思いが私を後押ししてくれました。
1日じゃ時間が足りなくて、まだ全部は終わっていないけど、大分部屋がスッキリしてきました。
ついでに、テーブルをベッドの前から移動させたら、使い勝手がよく、快適になりました。
残った箇所からガラクタを取り去ったら、どれだけ気持ちいいことでしょう!
考えただけでワクワクしますO(゚▽゚o)(o゚▽゚)o♪
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